研究者のための英語支援

現在英語対応が問われているドメスティックだった学問分野の例

 これは、お読みの皆さんに対するご相談です。最近耳にしたアカデミズムの世界の状況から、私が考えたことをお話しします。

「密教学の先生からの相談」

 先日、縁あって「密教学」がご専門の大学の先生から、英語に関するご相談を受ける機会がありました。密教学のしかも「空海研究」などという、従来は完全にドメスティックな研究分野だと思われていたような世界でも、外国人の研究者が参入して英語の論文を読む必要が生じたり、学会によっては論文を提出する際に英文のアブストラクト(要約)を求めるようになってきたそうです。ご自身は英語が必要になるなどと思いもしなかったので、これまで全く勉強してこなかったとのことで、これからの英語の取り組みをどうしたら良いかというご相談でした。

 実は、私の妻も大学院の通信課程で仏教学の勉強をしているので、家にある仏教関係の本の中から、英文の要約(書物の要約なので「Summary」になっていましたが)がついているものを見せてもらいました。著者にも出版社にもご迷惑をかけたくないので敢えて書名は伏せますが、出版されている書物の中に次のような英文を発見したことは、かなりの衝撃でした。

But these terms have not the meaning and the function of the term “…”
もう少しこなれた英文で表現すれば、
But none of these words has the same meaning and the function as the term“…”
とでもなるでしょうが、正直中学生レベルの文法ミスが書物の中に印刷されているとは、思いもしませんでした。

私はこの問題に貢献できると思います

 これは偏に、長らくドメスティックな世界で過ごされてきた研究者の方々が、どれほど苦心して英語と付き合っていらっしゃるかを示しているのだと思います。この時、何か私にお手伝いができるなら、是非させていただきたいと強く感じました。

 私は元よりアカデミックな分野での経験など全くありませんが、読書量だけは人後に落ちない自信があります。西洋哲学と西洋文学が中心でしたが、荻生徂徠を中心とした江戸期の儒学、森鴎外、幸田露伴、広津柳浪などの明治期の文学者(ゲーテの「ファウスト」も鴎外訳で読みました。)などを愛読し、平家物語を通読したほか、古文・漢文の作品も数多く読んでいます。いずれにせよ、私の理解力や英語の能力については、AI対話篇をご覧になって、公平にご判断いただければと思います。

少なくとも自分としては、「英語コーチ」として活動している者の中で、私以上に、かつてドメスティックだった学問分野の英語対応に貢献できる人は、余りいないのではないかと思いますだからこそ、どれほどのことが出来るか分かりませんが、先生方ができるだけ無駄な手間暇を省いて、英語でできなければならないことだけをピンポイントでできるようになるような支援の仕方について、率直に意見交換をしながら、考えていけないかと思っています。もし、この文章を読んでいらっしゃる方で、英文アブストラクトの作成などにお困りの方がいらっしゃいましたら、下記までお気軽にご連絡いただけると幸いです。

info@camellialabo.com

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